バドミントン男子シングルスの桃田賢斗(27=NTT東日本)ら日本代表選手団が、国内最大の大会である全日本総合選手権(25日開幕、東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ)に出場できないことになった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の水際対策強化のため。2日、日本協会が明らかにした。

日本代表は現在、インドネシアで開催中の国際大会に参加中で、その後は世界選手権(スペイン、19日最終日)へと転戦する。21日に帰国後は、14日間の隔離期間中にバブル方式で全日本総合選手権に出場できるよう国との協議を進めていたが、調整困難となった。

全日本総合選手権には混合ダブルスで東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)や、女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)らも出場予定だった。