ラグビーの「リーグワン」は11日午後7時、東京・秩父宮ラグビー場で首位攻防戦が行われる。
勝ち点33で2位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)が、本拠に同34のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)を迎える一戦。前節、強豪のコベルコ神戸スティーラーズを56-17で圧倒した、東京SGの19年W杯日本代表CTB中村亮土主将(30)は同戦後に「ディフェンスが良かった。しっかりと自信を持ち、ペナルティーを我慢することで、いいアタックにつながった」と手応えをにじませた。
今節は先発FW8人中7人を日本人選手で固めた。
一方、東京ベイは主力の数人を故障などで欠き、前節は静岡ブルーレヴズに30-24と辛勝。15年W杯日本代表のCTB立川理道主将(32)は「あまり経験がない選手でも勝ち続けていけるのは自信になったと思う。しっかり勝って反省できる」と振り返った。
東京SG戦は前節で負傷交代した南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークス(27)らを欠き、総合力が問われる一戦となる。
両チームのメンバーは以下の通り。
【東京SG】
<1>石原慎太郎(31=明大)
<2>堀越康介(26=帝京大)
<3>垣永真之介(30=早大)
<4>辻雄康(26=慶大)
<5>小林航(27=明大)
<6>下川甲嗣(23=早大)
<7>小沢直輝(33=慶大)
<8>ショーン・マクマーン(27=セントジョセフカレッジ)
<9>流大(29=帝京大)
<10>田村煕(28=明大)
<11>テビタ・リー(26=マッセイ高)
<12>中村亮土(主将、30=帝京大)
<13>サム・ケレビ(28=クイーンズランド工科大)
<14>尾崎晟也(26=帝京大)
<15>ダミアン・マッケンジー(26=クライスト・カレッジ)
<16>北出卓也(29=東海大)
<17>森川由起乙(29=帝京大)
<18>須藤元樹(28=明大)
<19>ハリー・ホッキングス(23=アングリカン・チャーチ・グラマ)
<20>飯野晃司(27=帝京大)
<21>斎藤直人(24=早大)
<22>中野将伍(24=早大)
<23>テビタ・タタフ(26=東海大)
【東京ベイ】
<1>北川賢吾(29=同志社大)
<2>杉本博昭(33=明大)
<3>オペティ・ヘル(23=ニューイントンカレッジ)
<4>松井丈典(25=早大)
<5>青木祐樹(30=日体大)
<6>トゥパ・フィナウ(32=リアホナ高)
<7>末永健雄(27=同志社大)
<8>ファウルア・マキシ(25=天理大)
<9>谷口和洋(27=天理大)
<10>バーナード・フォーリー(32=シドニー大)
<11>根塚洸雅(23=法大)
<12>立川理道(主将、32=天理大)
<13>テアウパ・シオネ(29=流通経大)
<14>金秀隆(24=朝鮮大)
<15>ゲラード・ファンデンヒーファー(32=プレトリア大)
<16>大塚健太郎(24=明大)
<17>羅官榮(29=延世大)
<18>松波昭哉(29=明大)
<19>堀部直壮(24=同志社大)
<20>千葉雄太(29=立正大)
<21>藤原忍(23=天理大)
<22>岸岡智樹(24=早大)
<23>山崎洋之(24=明大)