フィギュアスケート女子で全日本選手権4連覇、平昌五輪4位入賞の宮原知子(木下グループ)が1日、現役引退会見を行った。

2日から大阪公演が始まるアイスショー「スターズオンアイス」のリハーサル日にオンラインで取材に応じ、「最後はこれでダメなら辞めようという気持ちで、自分と向き合って、毎日毎日、自分のできることを、これ以上できないくらい練習してシーズンを過ごしました。最後まで充実した競技人生を送れたと思ってます」と充実の表情で振り返った。

今後はプロスケーターとしての活動も行うが、心に秘める将来像も明かした。

「いまも医学の道への夢は持ってます。これからどうしようかなと、いろんな方法があると思う。探り中です」。

以前にも話したことがある医学への関心を持ち続けているという。

「ほんとうに、ほんとうに、たくさんのサポートをいただき、ひと言では言い切れませんが本当に感謝をしています。人生においていろんな選択肢があると思いますが、たくさんの壁を乗り越えてこられたと思うので、これからも壁を乗り越えていきたい」

そう決意を語った。