「全国少年少女レスリング選手権」(個人戦=29~31日、国立代々木第1体育館)に巻っずレスリングクラブ(新潟市)から男女7選手が出場する。男子36キロ級の北村芳太郎(浜浦小6年)は初優勝を狙っている。昨年のこの大会で全国大会初勝利を挙げ、今年は一気に頂点を目指す。
北村芳はクラブ内のスパーリングでは中学生選手らと積極的に手合わせする。「いろいろな展開を想定している」と常に頭を働かせながら汗を流す。本名栄仁監督(46)は「自分で考えて練習できる子。3位以内に入る力はある」と期待する。週4日のクラブでの練習に加え、6月からは週1回、本名監督と1対1のパーソナルトレーニングを始めた。組み合うだけでなく、疑問に感じた動きを積極的に質問した。「タックルの入り方や相手の崩し方を聞いた」と向上心は旺盛だ。
昨年は初戦を突破し、うれし泣きした。だが2回戦敗退で悔しさのあまり号泣と、歓喜と屈辱の両方を味わった。その後、練習や試合の自分の動画を見て、反省点を確認。昨年の東京オリンピック(五輪)も熱心に見た。「やるからには優勝。成長したなって感じたい」。堂々と目標を話した。【斎藤慎一郎】
◆北村芳太郎(きたむら・よしたろう)2010年(平22)7月26日生まれ、新潟市出身。レスリングは幼少期から始め、昨年から巻っずクラブに所属。憧れの格闘家は青木真也。149センチ、36キロ。


