今年2月の北京五輪フィギュアスケート団体の銅メダリストで、同3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)で日本人ペア過去最高の銀メダルを獲得した、三浦璃来(20)木原龍一(30)組(木下グループ)の“りくりゅう”ペアが27日に放送された黒柳徹子が司会を務めるトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。これまでのキャリア、2人の出会い、現在の練習拠点カナダ・トロントでの日常生活、今後の目標などについて語った。
黒柳に競技を始めたきっかけを聞かれた三浦は「フィギュアスケートをするディズニーのアニメを見て私にもできると思った」と明かし、「フィギュアを第一にやっていたので、体を柔らかくするために新体操、精神を鍛えるために空手をしていました」と、子どものころは新体操と空手も一緒に習っていたエピソードを紹介した。
木原は三浦とペアを組む前に、練習中に脳振とうを起こして、治療やリハビリの期間に、リングの貸し靴のコーナーや、隣接する宿泊施設でアルバイトをしていたエピソードを披露。「このまま競技を続けていくのはどうなのか」と悩んでいた時期に「三浦さんから声をかけられた」と、運命的な出会いを振り返った。
現在、練習拠点にしているカナダ・トロントでの生活についても、赤裸々に語った。4つのリンクがある練習場で毎日50分のセッションを4回、2時間半~3時間の練習をこなしているという。「すごく疲れて練習に行きたくない日もあるけど、相手がいるのでいかないと、と思う」と木原。
得意料理は木原は「圧力鍋を使ったカレー」。「三浦さんがカレーが好きなので月に1、2回作る」と明かし、三浦は「オムライスを作るのも食べるのも好きで、2カ月に1回くらい作ります」。木原は三浦について「友達であり、パートナーであり、家族」と、照れ笑いを浮かべながら話した。
一方で三浦があまりに忘れ物が多く「2人分のことを注意しなければいけない」と木原。「1週間に1回は大きな忘れ物がある。練習に行くのにスケート靴を忘れてしまったり、リンクに衣装を忘れて帰ってくるようなことが多いので、僕は毎回、忘れ物がないか三浦さんのいた場所をチェックするのが日課です」。そのため三浦の家族から木原は『トロントのお母さん』と呼ばれているエピソードも披露した。それでも木原は「2人の相性がものすごく合っていて、運命の出会いだったと思います」。
4年後の五輪での目標について「前回の五輪で団体でメダルは取れたのですが、個人(ペア)では納得の演技はできたけど、まだまだだと思ったので、次の五輪は何色でもいいのでメダルが取りたい」と三浦。木原はさらに8年後の五輪も視野に入れていることを明かし「ペア、アイスダンスは30代後半まで頑張ればできると思うので、体が動く限りは続けたい」と、37歳で迎える五輪への挑戦にも意欲を見せた。


