東京五輪スケートボード女子ストリートで、日本選手最年少の13歳で金メダルを獲得した西矢椛(15)が5日、大阪学芸高校の入学式に臨み、その後に大阪市内の読売テレビ内での会見に臨んだ。

初々しい制服のブレザー姿で現れた西矢は「中学はセーラー服だったので、ブレザーはうれしい。(高校での)楽しみは友達をつくること。(入学式は)人がいっぱいで緊張するかと思ったが、同じクラスの子2人ぐらい話にきてくれました」とJK(女子高校生)デビューを振り返った。

「出られたらうれしいなと思います」という来年開催のパリ五輪に向けて、競技スケジュールは詰まっている。海外への転戦も多い、多忙な中で「勉強を頑張りたい。修学旅行が楽しみ」と高校生活にも意欲的。「話せたらかっこいいから」と現在も週2回、英語の教室に通う。

競技については「バックサイドの技が多く、フロントサイドが少なかったので増やしていきたい。ニュートリックも増えてきている」と五輪に向けて引き出しを増やしている。

五輪連覇へ、そして人生において新たな門出を迎えた。