男子で2月の4大陸選手権、3月の世界ジュニア選手権を制した三浦佳生（18＝オリエンタルバイオ／目黒日大高）が、新フリー「進撃の巨人」で会場を沸かせた。
世界的振付師のシェイリン・ボーン氏と初めてタッグと組んだ作品。大人気漫画の動画を見せながら作り上げたそうで、「自分も調査兵団の一員として戦っていくイメージ。ところどころキャラのシーンも入ってきて。面白いプログラムになってます」と説いた。戦闘場面なども組み込み、曲調の違いなどでも表現の幅を広げた。
この日は4回転ジャンプも決めたが、「課題も見つかった」。終盤のコレオシークエンスでは足がつりそうになり、「ジャンプも本来の構成でやってない。本来でやったら死んでしまう。死なないように特訓していきます」と真剣な顔。なお、漫画の登場人物で自分を例えると問われた際には、「スピードがあって、突進していく感じなのでライナーかなと思います」と自己分析していた。
「今季はさらにスケートに磨きをかけ、レベルアップした自分をお見せできたらなと思います」と会場内アナウンスで意気込みを語ると、人気アニメの登場人物をイメージした衣装で登場。4回転トーループなど力強いジャンプをみせた。
