フィギュアスケート女子で16年世界ジュニア選手権優勝の本田真凜(22=JAL)が11日、都内で現役引退会見を開いた。
白いスーツ姿で登壇すると、何度も言葉にしたのは「スケート愛」だった。2歳で兄太一さんが競技を行っているのを見て滑り始めた。「まずスケートを始めた時から他の習い事の一部。スケートが特別なものというのはあまりなかった。スケートが特別なものに変わっていって、お兄ちゃんにだけは負けたくない、追い付きたいとやってきた」。妹の望結、紗来と4きょうだいで切磋琢磨(せっさたくま)してきた。
16年に世界ジュニア選手権を制し、将来を嘱望された。シニア転向後の17~18年の平昌(ピョンチャン)五輪シーズン以降は、苦しい時間が長かった。
注目度からの葛藤を聞かれると「たくさん注目していただけて、どんなときもカメラの方が一緒。良かったな、幸せだなと思うこともたくさんあったけれど、小さい頃の私はつらいなと思うこともたくさんありました。その時より順風満帆には見えなかったかもしれませんが、当時の自分よりスケートが好きです」と笑顔で答えた。


