初めての決勝で女子史上最年少優勝を目指した張本美和(15=木下アカデミー)は、女王早田ひな(日本生命)にストレートで敗れた。
試合直後こそ、気丈な口ぶりで話していたが、次第に涙がこぼれた。「決勝の舞台までこれるとはまったく思っていなかった。ここまで来ることができて本当にうれしいけれど、悔しい思いもある」。充実感と悔しさが入り交じった。
第1ゲーム中盤に4連続得点で優位に立ったが、直後に6連続失点し、このゲームを落とした。その後も立て直せずストレート負け。女子最年少でのシングルス制覇はならなかった。「早田選手の壁を越えられなかった。まだまだ自分が足らなかった部分を、繰り返して練習したい」と、さらなる成長を誓った。
大会を通じて進化を示した15歳。パリ五輪の団体戦メンバー入りについては「もちろん出たい気持ちはあるけれど、どうなるかは私もわからない。待つしかできない」と話した。


