柔道のパリ・オリンピック(五輪)日本代表内定選手が12日、都内で強化合宿を報道陣に公開した。

52キロ級で東京五輪金メダルの阿部詩は「1日1日の稽古を大切にし、目標の五輪優勝に向かって走り続けたい」と語った。強豪フランス代表ら海外勢も多数参加。五輪年となり、海外試合を見ても「ギアを上げてきている」と警戒した。今月末のグランドスラム・アンタルヤ大会(トルコ)が本番前最後の実戦になる。

48キロ級で世界選手権3連覇の角田夏実は「いろんなタイプの選手が集まり、いい練習ができた」と歓迎した。