昨季王者のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)が、大逆転勝利で上位4チームによるプレーオフ(PO)進出へ大きな1勝を挙げた。POを争う5位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)を破った。

8-26で迎えた後半24分にSO岸岡智樹(26)がトライ。反撃ののろしを上げると、同37分にモールを押し込み、フッカー江良颯(22)のトライとFB島田悠平(26)のゴールで4点差に迫った。迎えた同39分、岸岡が相手防御裏へふわりと浮かしたキックを自らつかんで、大きく前進。最後はWTB根塚洸雅(25)が右大外のインゴールへ飛び込み、観衆も立ち上がった。アドバンテージを確認してキックを選んだ岸岡は「最後に何とかしないといけない場面で強気にいった。チームの勝利につながったのがうれしい」と喜んだ。

敗れればPO進出が厳しくなる崖っぷちで勝ち点4を積み上げ、暫定6位に浮上した。前半37分にNO8ファウルア・マキシ(27)が危険なプレーでレッドカード(退場→20分後に別の選手と入れ替え)を受けながら、数的不利の時間帯を乗り切って最終盤の逆転につなげた。CTB立川理道主将(34)は「勝っていくしかプレーオフに行けない。けが人が多い中ですが、チームの力を示すことができた。準備して、次に向けてやっていきたい」と誓い、22日の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦(秩父宮)を見据えた。【松本航】

◆リーグワン上位(第10節第1日終了時点、★は第10節未消化)

〈1〉★埼玉パナソニックワイルドナイツ 勝ち点42(9勝0敗)

〈2〉★東芝ブレイブルーパス東京 勝ち点37(8勝1敗)

〈3〉★東京サントリーサンゴリアス 勝ち点34(7勝2敗)

〈4〉★コベルコ神戸スティーラーズ 勝ち点29(6勝3敗)

〈5〉横浜キヤノンイーグルス 勝ち点29(6勝4敗)

〈6〉クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 勝ち点26(5勝5敗)

〈7〉★トヨタヴェルブリッツ 勝ち点23(5勝4敗)