B2新潟は神戸に69-83で敗れ、9連敗。通算成績は6勝43敗でリーグ全体順位は最下位の14位。11試合を残し、B3降格圏の下位2チームに入ることが確定した。

全体12位の愛媛が山形に勝ち17勝32敗。残り11試合を新潟が全勝、愛媛が全敗すると勝率で並ぶが、新潟は愛媛との直接対戦で4戦4敗と負け越しているため、リーグ規定で愛媛より上位に行くことはできない。他チームで財務状況不適格によるライセンス不交付などがない限り、B3降格が決まる。

「タフなシーズンだった」。ケイシー・オーウェンズ監督(52)の表情は険しかった。この日は第1クオーター(Q)こそ17-23と6点差。だが、第2Q以降は失速。神戸に計56本のリバウンドを奪われ、ペイントエリア内で44点を決められるなど圧倒された。SF大矢孝太朗主将(29)は「今の結果が自分たちの現状。ファンのみなさんには受け入れがたい結果で、申し訳ない気持ちでいっぱい」と口調は重かった。

昨季はB1最下位で、今季はB1復帰を狙い、B2に参戦。だが、開幕から最下位に沈んだまま。立て直す間もなく、どん底に落ちた。

 

◆新潟・川上明社長(54) まず最初に神戸まで応援に来てくれていたブースターの皆さまに感謝いたします。そして、今日の試合も応援いただいたすべてのブースターに御礼申し上げます。下位2チームが決定したことは大変残念に思います。多くの皆さまの期待に応えることができず本当に申し訳ない思いです。シーズンはあと11試合あります。降格圏内は確定しましたが、まだ降格が確定したわけではありませんので、最後の最後まで1つでも順位を上げられらようにしっかり戦っていきたいと思います。シーズン最終戦まで熱い応援をお願いいたします。