バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ(30日開幕)に出場する8チームの主力選手が18日、都内で記者会見に臨み、意気込みを語った。

レギュラーシーズン8位のアイシンウィングスは、同5位シャンソン化粧品シャンソンVマジックと1回戦で対戦する。今季現役復帰したベテラン吉田亜沙美(36)は、「チームは開幕戦から最終週まで着実に、1歩ずつレベルアップしている。1人1人の意識がまとまってきて、すごくいい雰囲気」と手応えを口にした。

シャンソン化粧品の小池遙は同じポイントガードのポジション。その小池は「吉田さんはコートにいるだけで存在感がある。バチバチにマッチアップして止めたい」と宣言した。それに対して吉田は、「私がどれだけ出られるかはわからないけれど、マッチアップしたときにはボッコボコにしたい」と応戦し、会見場を盛り上げた。

2月の五輪最終予選では、髪の毛をピンクに染めて奮闘した。この日も同様のヘアスタイルで会見に登場したが、「また髪型を変えたいと思っている。ご期待ください」と宣言した。

◆Wリーグプレーオフ レギュラーシーズン上位8チームで争われる。まずは5位以下のチームが3月30日の1回戦に出場。3、4位チームは31日の準々決勝、1、2位チームは4月6~8日の準決勝から登場する。決勝は4月13~15日。準々決勝までは1戦先勝方式で高崎アリーナ、準決勝以降は2戦先勝方式で東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。