バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ(30日開幕)に出場する8チームの主力選手が18日、都内で記者会見に臨み、意気込みを語った。

レギュラーシーズン2位のデンソーアイリスは、初のリーグ制覇と、皇后杯との今季2冠を目指す。中心選手の馬瓜エブリン(28)は、「去年は観客席で見る立場だった」と振り返ったうえで、「勝ちをしっかり取れるように、目の前の試合に1戦1戦集中してプレーしたい」と誓った。

1年間の充電期間を挟み、今季デンソーに加入した。「予想を大きく上回るシーズンだった」と実感を込める。シーズン始まった当初は「試合出ても10分とか15分かな」「どれぐらい力になれるのかな」と思っていたという。それでもコンディションを保ち、高いパフォーマンスを繰り出してきたことについて「すごく自信になった」と笑顔。「自分の経験やパッションを、しっかりチームに伝えられている」とも話し、充実した表情を浮かべた。