静岡ブルーレヴズは28日、磐田市内で今季の新加入選手の記者発表会見を行い、登壇した7選手が抱負や意気込みなどを語った。アーリーエントリーですでに第10、11節と試合出場したプロップのショーン・ヴェーテー(23、環太平洋大出)は「強みのボールキャリーを見てほしい。もっと試合に出たい」と力を込めた。チームの目標選手に同ポジションの伊藤平一郎(33)の名を挙げ、「スクラムで伊藤選手のようなレベルになりたい」と語った。

21年春入団のSH岡崎航大(25)の弟でCTBの岡崎颯馬(22、早大出)は「自分の強み(アタックのしかけやパス)を全面に出し、少しでも早く試合に出て優勝に貢献したい」と決意を示した。ほかにプロップ中山律希(22、明大出)フッカー作田駿介(22、流通経大出)SH北村瞬太郎(22、立命館大出)WTB杉本海斗(22、東洋大出)SH加藤大冴(18、ウエストレークボーイズ高出)が出席。ヴェティ・トゥポウ(23、摂南大出)はコンディション不良で欠席した。

冒頭であいさつした山谷拓志(たかし)社長(53)は8選手を迎えて「うれしく、誇らしく思う」。藤井雄一郎監督(54)は「1人でも多く、1日でも早くその場(試合のピッチ)に立てるように」と今後の活躍を期待した。【倉橋徹也】