レスリングのパリ五輪アジア予選は21日、ビシケクで男子グレコローマンスタイルが行われ、67キロ級の曽我部京太郎(22=ALSOK)が準決勝でカザフスタン選手に11-2のテクニカルスペリオリティーで勝って、上位2人に与えられる五輪出場枠を獲得し、初の代表に決まった。

初戦から2試合を勝って迎えた大一番。序盤に投げ技で4点を先取すると、組み手でも終始優勢に進めた。勝利を決めると、指を掲げて胸を張った。愛媛県生まれ。今治西高から日体大に進み、初の世界舞台となった昨秋の世界選手権は13位だった。