ラグビー男子7人制日本代表で24年パリ五輪(オリンピック)後に就任したイングランド出身のフィル・グリーニング・ヘッドコーチ(HC、49)が21日、15人制にもつなげる7人制の強化を誓った。

21日、候補スコッドが合宿を張る福岡からオンラインで取材対応。現在は世界最高峰シリーズ「HSBC SVNS」への昇格を目指し、下部シリーズを転戦している。同HCは「今年上がることができれば。今の日本のセブンズにとっても、15人制に向けても非常に大事」とし、若手が積極的に7人制の経験を積んでいるフランスや南アフリカなどをイメージした。

福岡合宿には14人が参加。帝京大から大阪府警に進んだ白国亮大、志和池豊馬をはじめ社会人、リーグワン、大学、クラブチーム、日本協会と多様な所属先が並ぶ。

グリーニングHCは「今の日本に欠けているのは若い選手に対し、我々がいいキャリアパスを作ってあげること。大学の試合に出た方がいいのか(直近の7人制の)ケープタウンに出た方がいいのか、15人制(日本代表への)の若いスコッドか。方向性を選手1人1人の成長のために持ち、将来、国を背負う選手、リーグワンで代表する選手になっていってほしい」としつつ「有望でありながら所属チーム内で機会を得られずにいる選手。そういう選手をピックアップして、15人制でも活躍してもらえる選手に育てることにも面白みがある」と現状に対する思いを語った。【松本航】