関学大がラストプレーで開幕3連勝を決めた。土壇場で同点に追いついた直後、同大がキックオフをミス。

後半40分のセンタースクラムで、WTB中孝祐(3年=東海大仰星)がSH芹井大幸(4年=九州学院)から飛ばしパスを受けると、右タッチライン際を快走し、決勝トライを決めた。中は「練習から“ラストプレーでトライをとる”ことをやってきた。内側(のCTB)が、うまく相手を引きつけてくれました」としてやったりだ。

フランカー勝川燿主将(4年=関西学院)は「この試合が前半のターニングポイントを思っていました。勝ったこと、結果だけは良かった」と手放しで喜ばず「タイトな試合をしていなかった分、いろいろミスが出てしまった」と反省点を口にした。残り4戦。14年度以来11度目のリーグ優勝へ、手綱を締めていく。