早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(2年)が12日、東京・八王子市の王貞治記念グラウンドで行われた練習試合で高校通算本塁打を「49」に伸ばした。

 午前に行われた九州学院(熊本)戦は「3番一塁」で出場。初回の第1打席は空振り三振に倒れたが、2回1死二、三塁から右中間へ逆転の2点適時二塁打を放った。6回の第4打席は5-5の2死二塁、弾丸ライナーで右越えに運ぶ決勝2ラン。4打数3安打4打点だった。

 清宮は「(本塁打は)低い弾道だったのでどうかなと思いましたけど、完璧に捉えられた打球でした」と胸を張った。

 午後に行われた桐光学園(神奈川)戦では、3-3の7回に右翼の防球ネット上部に突き刺さる推定130メートルの勝ち越しソロを放つなど2安打3打点。2試合連続で決勝ホームランを放ち、合計6打数5安打7打点と大暴れした。