非常事態を、奇襲で乗り切る。日本ハムが、開幕から中継ぎ要員のドラフト2位ルーキー加藤をプロ初先発させる可能性があることが7日、分かった。今日8日からの楽天3連戦(コボスタ宮城)の明日9日の2戦目が濃厚。1軍メンバーに選ばれた春季キャンプから中継ぎ調整に専念していただけに、ぶっつけ本番での大抜てきになる。
今カードは当初、メンドーサ-大谷-有原の順だったが、直前でアクシデント続出。有原が5日に腰椎を捻挫してこの日、出場選手登録を抹消され、まず欠員が出た。大谷は6日西武戦の走塁中に両足首をひねって途中交代。登板回避に至るような大事には至らなかったが、登板間隔を1日延長して、万全を期して中8日とする方針に転換した。
苦しい台所事情の救世主に指名するのが、新人左腕とみられる。加藤は開幕から中継ぎで奮闘。4試合登板で計4回無失点と好投していた。昨季まで在籍していた新日鉄住金かずさマジックでエースとして活躍。マウンド度胸も抜群で、急場を任せる適性十分と判断したようだ。本来は先発で開幕から中継ぎに回っている3年目の高梨、または2軍から先発タイプを招集する選択肢もあった。最終的には、加藤をサプライズ投入する方向に固まったもようだ。




