ロッテが1回、ビデオ判定の末、先制点を挙げた。

 1回2死一塁でアルフレド・デスパイネ外野手(29)が西武菊池から左越え二塁打を放った。一塁走者の清田育宏外野手(30)は一気に本塁生還を狙った。中継でバックホームされ、本塁クロスプレーになり、最初の判定はアウト。だが、清田は捕手のタッチをかいくぐったとアピール。ビデオ判定に持ち込まれた。

 約5分後、責任審判の本田塁審が「アウトの判定をしましたが、セーフとして2アウト二塁で再開します」とアナウンスした。その瞬間、球場は沸いた。自軍ベンチに戻っていた清田は両手でガッツポーズ。チームメートとハイタッチをかわし、喜んだ。

 先制打のデスパイネは「ストレートのいい投手なので、ストレートに合わせていったけど、スライダーにうまく対応できた。際どいタイミングになったけど、キヨ(清田)のナイススライディングだね。初回にいい先制点が取れた。このまま勢いに乗っていきたい」と話した。

 今季から、本塁クロスプレーでもビデオ判定が導入された。これにより判定が覆るのは、公式戦では初めてのケースとなった。