オリックス金子が4度目の先発でも勝てなかった。7回を終えて117球。リードは1点。親心で続投させた首脳陣の判断は裏目に出た。8回に逆転を許した。7失点で2敗目だ。

 「腕を振ろうと思ったが力みにつながってしまった。点を取ってもらった後、回の先頭。流れを意識しているが球に伝わっていない。頭の中で考えているだけで実現できていない」

 味方が逆転した直後の6回はモレルの捕球ミス(記録は安達の失策)から失点。8回の上本の同点打も安達がライナーを取り損ねた。足を引っ張られた部分はあるが、金子も本調子からは遠い。福良監督は「まだ本来の姿ではない。コントロールがね」と話した。

 2日前に極秘のブルペン入り。シーズン中、登板日以外はブルペン調整しない異例の行動も結果に結びつかなかった。防御率7・11は規定投球回到達者の中で12球団ワースト。チームの3連勝も止めてしまった。【大池和幸】