中日若松駿太投手(21)が先発の軸として自覚を強めた。先発予定だった19日の巨人戦(熊本)が地震の影響で中止。22日のヤクルト戦にずれる公算が大きくなった。金曜日は開幕投手だった大野が入っていた枠。左肘痛で離脱中の大野に代わって、けん引する。

 「大野さんという軸が1人いなくなった。僕だけではなく、みんながカバーするという気持ちを持っている」と表情を引き締めた。右肘に配慮して登板間隔を空けている吉見も、23日に今季2度目の先発が濃厚。ナゴヤドームで練習し「次の登板が決まっているということは順調ということです」と明るい表情だった。若松を軸に、大幅再編された先発ローテーションで再スタートを切る。