西武中村剛也内野手(32)が今日16日に左股関節痛で出場選手登録を抹消されることになった。15日広島2回戦(マツダスタジアム)の5回の守備中、三本間の挟殺プレーで勢い余って選手と交錯。左膝をグラウンドに打った影響で股関節に違和感を発症した。その後もプレーを続けたが「(膝を打った時は)大丈夫でしたが、股関節にだんだん痛みが出た」と8回の打席で自ら交代を申し出た。

 下半身のコンディションを考慮され指名打者での出場が続いていたが、この日は5月13日日本ハム戦(札幌ドーム)以来の「4番三塁」でのスタメン出場だった。首脳陣は患部の状態から、今後の代打起用も厳しいと判断。田辺徳雄監督(50)は「しっかり治して(リーグ戦)再開に向けて体調を戻してきてもらいたい」と説明した。最短10日間の抹消で26日ロッテ戦(西武プリンスドーム)での復帰を目指す。代わりに山川穂高内野手(24)が1軍に合流する。