西武のドラフト１位、多和田真三郎投手（２３）がプロ初勝利を挙げた。

　１回にヤクルト山田に２ランを献上するなど、５回を投げ６安打５失点。同点で降板したが、直後に打線が２点を勝ち越して、待望の白星を手にした。

　先発６戦目での勝ち星に「うれしいです。全力で１人１人を抑えようと思いました。（初勝利までは）長かったです」と安堵（あんど）の表情。打線の援護に感謝し、「頼もしい先輩たちなので、次は自分の力で勝てるように頑張りたい」と力を込めた。ウイニングボールは沖縄の両親に送る予定で、「大事にとっておきたいと思います」と話した。