阪神の主砲ゴメスが19日のソフトバンク戦を欠場した。腰痛に悩んでいた4月10日広島戦以来、今季2度目の欠場。前日18日まで出場3試合にわたって7打席連続三振。来日3年目で初の代打も送られるほど打撃不振だった。金本監督は「リフレッシュですよ。きれいに迷いを掃除する意味でね」と狙いを説明した。

 室内での試合前練習にバットを持って現れたが、ティー打撃や素振りも含めて1度も振ることはなかった。前日18日ソフトバンク戦の試合中には結果が出ないイライラからバットをたたきつける場面もあるなど、フラストレーションがたまっているのは明らかだった。ここまで72三振はセ・リーグ断トツ。打撃状態の好転を望み、指揮官も「全休」措置に踏み切った。

 ベンチ入りしたものの出番なくゲームを終えたゴメスは「何もないです」とだけ言い残し、クラブハウスへと引き揚げた。金本監督は今日20日オリックス戦での起用については「いまからコーチと話し合う」と語るにとどめたが、出場は極めて微妙な状況だ。今季チームトップの13本塁打を放つ主砲を欠いた打線は、この日もノーアーチ。鳥谷が5号を放った2日楽天戦を最後に14試合ノーアーチで、球団ワーストに王手がかかった。【梶本長之】

 ▼阪神は3日西武戦から14試合連続本塁打ゼロ。2リーグ分立後のワースト15試合連続へあと1となった。2日楽天戦5回に鳥谷が放った後、延べ541打者にアーチがない。