中日荒木雅博内野手(38)が高木守道元監督が持つ球団記録の通算369盗塁に並んだ。

 9回、1点を勝ち越し、なおも2死一、三塁の場面で、一塁走者の代走として登場。堂上への6球目に二盗を決め、投球が大きく外れたため三塁まで進んだ。

 荒木は「頑張りましょう、これからも。実感はない。よく走ったなという感じ」と振り返った。盗塁を重ねられた要因を聞かれると「まずは走り続けられたこと。そして丈夫に産んでもらえたこと」と感謝の言葉を続けた。

 谷繁監督は「おめでとうございます。走るということを、39歳(の年)になっても走れるというのは、僕には考えられないこと」と話した。