楽天先発の則本昂大投手(25)が、7回8安打2失点の粘投で今季8勝目をマークした。

 3回1死一、三塁から自身の一塁けん制悪送球などで2点を失ったが、中盤以降は150キロ台の速球にカーブを織り交ぜる緩急自在の投球で、西武打線に決定打を与えなかった。

 3-2で迎えた7回2死満塁のピンチでは、「今日一番リスクが低いボールだった」とフォークで秋山を三振に打ち取った。

 127球の熱投を披露した則本は、「ブルペンからよかったが、自分から流れを悪くしてしまった。6回と7回はよかったので、次回の登板ではそれを最後まで続けられるようにした」と話した。