オリックス糸井嘉男外野手(35)が国内FA権の行使を表明した。7日、京セラドーム大阪内の球団事務所を訪れ、申請書類を提出。

 申請書類を受け取った長村球団本部長は、糸井から要望があれば再び残留交渉に応じる考えを改めて示した。「今日も彼と話して『他球団の評価を聞いてみたい』ということだった。聞いた上でウチと話をしたいなら、いつでも連絡を待っていると伝えた」。糸井が「成長できるところ」を決断の判断材料としたことに同本部長は「当然、成長してもらいたからウチも条件を出している」と話した。