ソフトバンク岩崎が、来季セットアッパーとして勝利の方程式入りへ意欲を見せた。「中継ぎ、いずれは抑えをやりたい気持ちが出てきている。サファテくらい圧倒的な投球ができないと。毎日試合をやった方が楽しい。意気に感じて投げたい」。26日、福岡・福津市で宗像署の一日警察署長を務めた右腕が、正直な思いを隠さなかった。

 短いイニングならば最速154キロの直球のスピードアップも可能。そのために筋力トレーニングで現在84キロの体重を来春キャンプまでに90キロ近くに増やす。12月下旬には福岡・豊前市で2週間、1月は宮崎市で鍛え上げる予定だ。

 来季の起用法は決まっておらず、先発起用にも対応できるように調整するが、工藤監督も岩崎のセットアッパーとしての素質を高く評価している。来季は7回、もしくは8回を託される可能性も十分。他球団のみなさん、パワーアップした岩崎のスピード超過にご注意を!?