<西武5-6中日>◇20日◇西武ドーム

 中日が0-5で迎えた9回に一挙6点を奪って逆転勝ちした。先頭の佐伯貴弘内野手(41)が二塁打で口火を切ると、1点差に迫ってなお2死満塁で、この回2打席目の佐伯が左前に逆転の2点適時打を放った。この日まで開幕から13打数連続無安打だった佐伯が今季初スタメンで1試合4安打の活躍でチームに3連勝をもたらした。「夢のよう…。いや、夢です!きょうは」。試合後のインタビューでは目をうるませた。