左手首の剥離骨折で離脱している巨人小笠原道大内野手(37)が27日、リハビリを開始した。23日の阪神戦(東京ドーム)で死球を受け、25日に骨折が判明し、出場選手登録を外れた。26日は休養したが、この日、川崎市のジャイアンツ球場で調整。室内練習場で約10分間のネットスローや、電動バイクをこぐなどして約2時間半、体を動かした。患部について「(症状に)さほど変化はないです。痛みや腫れが和らぐのを待つことが最優先です。1日でも早く戻れるように治すしかないです」と、表情を引き締めながら話した。