<オリックス1-4ソフトバンク>◇18日◇京セラドーム大阪

 オリックスが今季最終戦でクライマックスシリーズ進出を逃した。エース金子千尋投手(27)が今季最短6回途中4失点で降板し、打線は散発4安打に終わった。岡田彰布監督(53)は「振り返れば悔しいが、振り返っても仕方がない。最後のチャンスで力を出し尽くせんかったのは来年への課題。周りのもんが口で言うのは簡単やけど、やってるもんは重圧かかる中でやって、今日は誰が悪いとかではない」と語った。

 9月15日から守り続けた3位の座を最後に逃し、4位。大型連勝と大型連敗の多かった1年について「連勝はみんなの力だった。(課題は)負けの時、監督、コーチの準備の持っていき方かな。選手は毎試合(連敗を)止めよう、止めようとやってる。少ない連敗でフォローできなかった首脳陣の責任」と総括した。