巨人の清武英利球団代表が11日、文部科学省で記者会見し、来季のコーチ人事をめぐって渡辺恒雄球団会長と対立があることを明らかにした。渡辺会長がヘッドコーチに起用しようとしたとされる江川卓氏は「まだ正式に話は聞いていませんが、20年も現場を離れているにもかかわらず、巨人軍ヘッドコーチに名前が挙がるということは、大変名誉なことだと思います。ただし、このような状況では、入団の時に小林繁氏に大変ご迷惑をかけてしまったのと同様、岡崎郁氏をはじめ、多くの関係者にご迷惑をかけてしまうことになるので、お受けするのは難しいと思います」とコメントした。