6月28日に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けた巨人越智大祐投手(29)が5日、都内の病院を退院した。今後は体調をみながらリハビリを開始する予定。越智が球団広報を通じて発表したコメントは、以下の通り。「本日、無事に退院することができました。手術を終えて麻酔から覚めた時の痛み、吐き気、だるさは壮絶でした。それでも、手紙などで温かく励ましてくれたファンの方々や、見舞いに来てくれた山口投手や長野選手らチームメート、そして、常に寄り添って看病してくれた家族に支えられ、退院の日を迎えることが出来ました。下半身のしびれを感じることもありますが、主治医の先生からは、『たくさん歩いた方が治りも早くなる』とアドバイスをいただいたので、体調と相談しながら、徐々にリハビリを始めていきたいと思います。ファンの皆様からいただいた応援を力に変えてリハビリを乗り越え、東京ドームのマウンドで恩返しの投球をします」