<コナミ日本シリーズ2012:日本ハム1-0巨人>◇第4戦◇31日◇札幌ドーム

 巨人藤村大介内野手(23)が痛恨の失策を犯した。延長12回裏1死一塁で、相手の送りバントに対して一塁ベースカバーに入った。しかし、西村からの送球を捕球できず、1死一、二塁とピンチを広げてしまった。続く飯山にサヨナラ打を打たれる悔しい展開。帰りのバスに乗り込む前、「照明が目に入ったのか?

 」「送球がスライドしたのか?

 」と記者から問いかけられたが「そんなことはない。自分が捕れなかっただけ。自分の責任です」と悔しさを押し殺すように答えた。大舞台での大切なワンアウトだっただけに勝呂内野守備走塁コーチは「照明とかスライドしたとかそういう問題ではない。捕らないといけない」と手厳しかった。