<阪神1-0巨人>◇11日◇甲子園

 阪神マウロ・ゴメス内野手(29)が足で勝利に貢献した。2回に先頭打者として打席に立つと右前打で出塁。続く今成の左前打の間に一塁から三塁へ激走。最後はヘッドスライディングで三塁をつかんだ。

 「二塁の手前でレフトを確認した時に、捕るか捕らないかというところだった。三塁に行けるチャンスがあった。行けて良かった」。

 その後、7番鶴岡の右前適時打でこの日唯一の本塁を踏んだ。和田監督も「(ヘッドスライディングは)気持ちやろうな。しようと思ってるんじゃないと思うけれど、何とかセーフになろうという気持ちがね」と主砲の走塁をたたえた。