FA権行使の可能性が高まっていたオリックス川越英隆投手(35)が28日、態度を軟化させた。この日のスカイマークでの秋季練習後、球団側と第3回残留交渉。これまでは「慰留もないし、FAすると思います」と話していたがこの日、球団側がダウン査定を見直したことから一転、残留への気持ちが膨らんできた。川越は「1番いい話し合いができた。大石監督の『戦力だから残って欲しい』という言葉もうれしかった」と心境の変化を説明。近日中の次回交渉で最終決定することになった。

 またFA権を保有している北川博敏内野手(36)と村松有人外野手(35)は、ともに権利行使せずの残留方針をこの日までに球団側に伝えた。