<ソフトバンク5-4楽天>◇25日◇福岡ヤフードーム
楽天が延長11回サヨナラ負け。楽勝ムードも、首位再浮上も、監督通算1500勝王手も、エース岩隈降板を合図にさようなら。野村克也監督(73)は「まあ、エースがアレじゃ困るよ。後半の投手がいないから。先発との質がガタッとありすぎるから、先発コケたらダメだよ…。勝ちゲームを落とすと痛いな…」と、ボヤく言葉からも力が抜けた。
4-0の8回、2番手有銘が2連打を許すと、小山-佐竹-グウィンと必死の継投もむなしく、4点を失った。先発岩隈は7回無失点で降板。昨年から続く右ひじの不安から、今季は100球超えが、まだない。続投指令の有無を問われた野村監督は「ムリ。マウンド降りたがる。普通は投手はマウンドから降りたがらないんだけど…」。せめてもう1回と思いながらも、降板を認めざるを得ないとボヤいた。
7回無失点。文句なしの投球をしながら戦犯となった岩隈は「申し訳ないです。あと1回行ければ良かったんでしょうけど。肩も張っていたんで。『今日の負けは岩隈にあり』と書いておいてください」と話した。エース降板後の逆転負け。野村監督も「時間の問題だよ」と話す、いつかは起こる懸念された悲劇が現実となってしまった。【金子航】
[2009年4月26日9時12分
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