阪神藤川球児監督(45)の目に、マウンドに送り出した若虎の姿は物足りなく映った。5日の中日戦で阪神は連敗を喫し、4カードぶりのカード負け越しが決まった。
先発したのは、今季ここまで中継ぎとして登板していたプロ2年目の早川太貴投手(26)。初回に森下のソロ本塁打で援護を受けるも、2回に同点ソロを被弾。3回は2四球に重盗も許して3失点。4回途中4安打6失点(自責5)で降板となった。
試合後、指揮官は手厳しかった。「本当にプロらしい練習と取り組みをしていかなければいけませんね。まだまだアマチュアですね。門別も含めてね」。前日4日は、同じく今季初先発だった門別啓人投手(21)が5回7安打5失点。今季初の9連戦のチャンスで、送り出した若手が結果を残せなかった。
昨年7月、育成3位で入団した早川を支配下登録。指揮官の期待も大きいはずだ。
「プロになっていかなければいけません。与えられたチャンスではなくて、自分でつかみ取るプロ野球選手になっていく必要が、たくさんの選手にはあると思いますけど。チーム力を引き上げていく一つでもありますね」。
昨季プロ初勝利を挙げた高卒4年目左腕の門別も同じ。秀でたポテンシャルを知るからこその苦言だっただろう。爪を研ぎ、再び自らチャンスをつかむ日を待つ。



