横浜の先発投手陣が相性度外視で1戦必勝の構えを貫く。横須賀市のベイスターズ球場で全体練習を見守った田代富雄監督代行(55)は26日、後半戦スタートとなる28日からの阪神戦(甲子園)について「三浦は(球宴で)2イニング投げているから、考えてやらないと」と説明。“虎キラー”であるエースの疲労を考慮し、同3連戦で起用しない可能性も出てきた。

 杉本投手コーチは今後の先発ローテーションについて「(調子の)いい者から投げてもらう。(カードを)考えている状況ではない」と、相性よりも状態のいい投手を先につぎ込んでいく方針を示した。阪神3連戦は寺原、吉見、マストニーが先発すると予想され、31日からの広島戦(マツダ)に三浦、ウォーランド、グリンの3枚が回る見込み。

 [2009年7月27日7時27分

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