<日本ハム5-2楽天>◇15日◇札幌ドーム
日本ハムは「H」ランプ点滅を繰り返した。連勝中には何度も目にした心地よい光景。6回に四球を挟んでの5連打で一気の逆転劇。6連敗前の5日楽天戦以来となる一挙4得点で、札幌ドームの雰囲気が一変した。
梨田監督
1イニング4点というのは記憶にないくらいだね。仙台?
あぁそうだ、そんなこともあったっけね。
「つなぎの野球」が戻ってきた。今季2戦2敗と苦手の岩隈を攻略した。勝ち越しの2打点をたたき出した金子誠内野手(33)はお立ち台で「神様にありがとうはなかなか言わないけど、今日は誰かにありがとうという感じ」と振り返った。幸運を運んできた1つの要因が、ネクストバッターズサークルにあった。次打者のために用意してあるリング型の重りに、稲葉の打撃写真が張り付けられた。ダルビッシュが連敗を止めた13日ロッテ戦前に、スタッフが張ったもの。「キャプテンですから。勝ったからもう外せなくなった」と“犯人”はニヤリ。安打をつないだ各打者たちは、キャプテン稲葉を目にしながら、打席での準備を整えていた。
負ければ優勝マジックが消滅する危機だったが、逆に1つ減らして「17」。ダルビッシュが断ち切った悪い流れ。風向きは確かに追い風に変わった。梨田監督は「2失点したときはベンチの雰囲気も悪くなりかけたけどね。9連戦の頭を取ったというのは大きい」。つかの間の休息を経て、リーグV奪回への歩みは再び始まった。
[2009年9月16日12時31分
紙面から]ソーシャルブックマーク



