阪神能見篤史投手(30)は、早くも来季を見据えていた。プロ5年目でチームトップの13勝を挙げた左腕は「まだ何も聞いていないけど、僕としては行く予定でいます」と言った。首脳陣は能見のキャンプ参加を免除する方針を示していたが、志願した形だ。

 シーズン終盤は中4日の強行先発もこなしている。能見は「初めて1年間(ローテーション)を経験した上で、どうなるか。どこかで球威、キレが落ちる部分もあるだろうし」とフル回転の反動を予想。その上で2年連続で活躍するためにレベルアップを図る。

 オフの課題としたのは、筋力アップ。本格的なウエートトレーニングの導入を視野に入れる。「トレーナーと相談します。走り込みで足に筋力をつけることもあるだろうし」。今季28試合に登板した経験を糧にし、より強い体をつくる。

 オフのノースロー期間について「少しは変わるかもしれないけど、自分の中ではあまり変えたくないです」と話した。大ブレーク前と同じ技術練習に、筋力アップをプラスして、投手陣の軸となる覚悟だ。

 [2009年10月18日11時18分

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