横浜村田修一内野手(28)が来季3つの誓いを立てて、新生尾花ベイスターズの躍進を約束した。20日、昭和55年会の一員としてスカイマークスタジアムでの「震災復興15年イベント」に参加。大砲スレッジ、先発完投型の清水らを補強した今オフの積極的な編成戦略について「優勝できる態勢が整った」と話し、4番としての目標を掲げた。

 <1>来季開幕戦本塁打

 横浜は04年から開幕戦6連敗。村田も過去の開幕戦は16打数2安打で勝利に貢献できなかった。「入団後から開幕戦でまだ1発を打っていない。来年は三浦さんが投げ勝って、僕が打つ」。

 <2>本塁打王奪取

 今季は両太ももの肉離れで25本塁打。昨年まで2年連続で守った本塁打王の座を中日ブランコに譲った。「突如現れた助っ人に負けた。必ず奪い返します」。

 <3>全試合フル出場

 すでに尾花監督から厳命されたノルマで「主力が出続けることは浮上の最低条件」と自覚。「最後まで突っ走るには勢いが大切。開幕で他球団に横浜の脅威を印象づけたい」と熱く語った。【山内崇章】

 [2009年12月21日7時32分

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