<ロッテ5-4オリックス>◇1日◇千葉マリン

 ロッテ西岡剛内野手(26)が打率3割4分6厘で初の首位打者、最多安打、最多得点のタイトルを獲得した。9月25日のオリックス戦では史上5人目の200安打達成、96年のイチローを抜く27度の猛打賞、121得点は球団新と、記録ずくめの1年となった。「シーズン通してこういう成績を残せたのはうれしい。勝ててほっとしています」と常にチームの勝利を考えた結果だった。

 目標としていた全試合フルイニング出場も果たした。1番で遊撃手と体への負担は大きいが、ケガも少なく、チームや個人のトレーナーとともに独自のメニューを考え取り組んできた。「今年1年野球としっかり向き合ってこれた。オフの日も体のケアをしたり、野球のことを考えて過ごしてきた」とシーズン通して充実感があった。

 [2010年10月2日11時8分

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