虎に長距離砲ブラザースが誕生した。阪神は24日、水田圭介内野手(30)と中日新井良太内野手(27)の交換トレードを発表した。4番を務める実兄貴浩との兄弟コンビが誕生。新井弟は「5年間、たくさんの温かいご声援をありがとうございました。ただ、その温かいご声援に応えられなくて、申し訳ないです。阪神タイガースにいっても一生懸命プレーします。兄については、立場も実績もかけ離れているので、とにかく僕は一生懸命やるだけです」と新天地に移るコメントを発表した。

 05年大学・社会人ドラフト4巡目で中日に入団したが、プロ通算124試合で打率1割9分1厘、1本塁打と伸び悩んだ。長打力が魅力的で俊足巧打タイプが多いチームにあって、補強ポイントでもあった。真弓監督は「足が速く、小回りのきく選手は多いが、長打のある右打者は少ない。兄弟で違いに刺激し合ってプラスにしてほしい」と期待を込めた。

 兄弟そろって、不器用な面はあるが、性格は明るく、練習熱心。イジられやすいキャラクターという点まで似ている。右の代打で活躍した高橋光が今季限りで現役を引退したこともあり、代打の切り札としての起用も選択肢に入る。【田口真一郎】

 [2010年12月25日8時6分

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