<日本ハム2-4ソフトバンク>◇8日◇札幌ドーム

 日本ハム主将の稲葉篤紀外野手(38)が激走ヘッドスライディングでチームを鼓舞した。同点とされた直後の6回、左翼フェンス直撃の当たりで一気に三塁へ。「無理をする場面じゃなかったけど、いろいろな意味で何とかしたかった」。プロで幾多の苦難を乗り越えてきた38歳は「(斎藤)佑樹があんなことになって…。いろいろ経験をして成長していくもの」と緊急降板したルーキーを気遣った。