<西武7-4ロッテ>◇8日◇西武ドーム

 本拠地負けなしの3連勝にも、西武菊池雄星投手(20)は反省しきりだった。2回に失策絡みで2点の先制を許し、3回は2死無走者から2失点。7回8安打4失点(自責3)で挙げた4勝目に「野手の方に感謝ですね」と恐縮。最速145キロながら序盤は直球の走りがいまひとつ。チェンジアップもうまく使えず、8本のヒットはすべて右打者に許した。2死から走者を出したイニングが4度とリズムもつくれなかった。

 それでも、同点に追いついてもらった4回以降は無失点。「4点取られても、7回まで投げられた。今までだったらズルズルいっていた」と、力みを抑え立て直したことに手応えを感じた。渡辺監督も「序盤は体が切れてなかったけど、その後ゼロに抑えてゲームを作り直した。ステップアップしていると思う」とまずまずの評価を与えた。この時期は勝つことがすべて。勝ち運も備えた20歳が、確実にチームの戦力となりつつある。