受け身のミスは許さない。DeNA中畑清監督(58)が春季キャンプ第2クール最終日の12日、選手を一喝した。紅白戦終了後、ナインをマウンドに集め「積極的なミスはいい。でも受け身じゃアウトに出来ないぞ」と“青空説教”。さらに、失敗した後には「ゴメン!
ってみんなに謝れ。以心伝心で伝わると思うのが一番ダメ」と声を張り上げた。
2日連続の“おかんむり”。前日11日は打たれすぎた投手陣に奮起を促しながら名指しはしなかったが、この日は違った。「筒香にしても内藤にしても、ミスの仕方に受け身の姿しか見られなかった」。期待をかけるからこそ2人の名前をあえて挙げた。内藤雄太外野手(28)はトンネル、筒香嘉智内野手(20)はイレギュラー気味の当たりを後逸。ともに打球を待ち、攻めた結果の失策ではなかったことが、許せなかった。
試合後の特守で泥だらけになった筒香は「(失策は)もっと前に出ていかないといけなかった」と表情を引き締めた。前に出ての失敗なら沈んだ雰囲気にはなりにくい。そして、反省を声に出すことで、自分自身だけでなく、チーム全体の空気を切り替えることができる。「中畑清の目指す野球が変わることはない」という指揮官は、常に前を向いて声を張り続ける。【佐竹実】



