理想は「控え宮本」!?

 ヤクルト宮本慎也内野手(42)が10日、愛媛・松山での合同自主トレを公開した。「優勝したい気持ちしかない」と話しつつ「みんながレベルアップしないと。今のままでは1、2人けがしたら脱落する」と断言。「山田が遊撃手で出てきて川端が三塁に回り、僕と岩村が控えになるのが理想」と“新布陣”を描いた。

 「若手の台頭なくして優勝なし」が真意だ。他球団が大型補強する一方、昨季3位のヤクルトに大きな変化はない。「勝負の世界だから譲る気はない。でも僕がずっと出ているようじゃ戦力アップになっていない」と危機感を募らせた。

 競争で高め合うしかないからこそ、妥協はない。この日も山田が注意力散漫と見るや、ノックの強度を突然上げて“雷”を落とした。練習後には権現温泉で裸の付き合いをし、若手と対話を重ねた。「優勝すれば(チームに)良いものがどんどん伝わる。これ以上遠ざかるとまずい」。12年ぶり優勝のため、己の全てを注入する。【浜本卓也】